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超音速の麻雀

  全ての所作を限界まで、加速させる。


 学生時代は、そういうノリになっていた。


遅いことは、愚鈍につながり、めっちゃかっこわるい、と思われていた。


なんとなく、駆け抜けたい気分だったのだ。


 チートイドラドラをツモって、裏がのれば、


「3000.6000!」


一発でツモって、裏がダブルなら


「8000.12000!」


ツモって、裏ドラをめくって申告。


他家から支払われるであろう点棒の種類を推察


効率よく速攻で処理する。


こういうスピードを重視して、ぶん回すので


半荘1回30分を越えることは、まあなかった。


当時通っていた雀荘が、1時間学生200円だったので


半荘1回のゲーム代は100円、という計算になる。


その頃は、もう完全にそういう習慣がついていた。


フリーに行っても、そんなスピードで打っていた。


周囲のスピードが、どうあれ、である。


いつだったか、どこだったか、


とあるフリーで、ピンフ赤の手をリーチ。


一発で裏ドラの九ワンをツモった、ので


「6000オール!の3枚!」


と申告して、手牌を見せ流し


支払われた点棒を処理していると、


6000点足りない。トイメンだ。


トイメンのじいさまが、


「よくわからんわ!本当にオヤッパネか?」


と、切れだした。


上家と下家の若者が、私のかわりに侮蔑を込めて


「ええ、ふつうに、リーチ一発ツモピンフ、赤裏です。


まったく問題ありませんね。」


と口を開く。


このあたりの言い方もまずかったのだろう、


「わしは、みてない。だから、払わん。


しかも、手牌を壊したのだからチョンボだ!」


と、じいさまが騒ぎ出した。


メンバーが集まり、審議となる。


6000オールのチップ3枚オールが


4000オールのチョンボ失点に代ってしまっては


たまったものではない。


1回のトップとチップ、と考えるとカミシモ10,000円は違う。


「やばい、やりすぎたかなー」


 わたしは、内心泣きそうになっていた。


メンバーの一人も、私の和了をみていたため、


「和了は有効ですが、次回からは


 他家に和了の形をしっかり見せてから流してください。」


と注意されるだけで済んだ。


内心、ほっ としながら、


確かにフリーならゲーム代は半荘1回単位。


むしろ、ゆっくり打ったほうがお得、という考え方もあるなあ、と反省。


以後、点棒をしっかり頂戴するまでは、


和了した手牌を壊さないように、心がけるようにした。


スピードに酔って、もらえるものも貰えないんじゃ、しゃれにならないですから。


また、最近は麻雀に対する姿勢も、「駆け抜けたい」から、


「しっかりと風景をみたい」に変化してきている。


和了は、その局のひとつの答えなのだから、


みなで、しっかり確認をするべき、だ、と、現在はそう思うのだ。















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